【1日1問コンクリート技士】コンクリート強度予想問題① 未分類 2026.06.19 コンクリート強度に影響する要因 コンクリートの圧縮強度およびその試験結果に影響を及ぼす要因に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 1 / 1 コンクリートの圧縮強度およびその試験結果に影響を及ぼす要因に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 1. コンクリートの養生温度が高い場合、初期のセメントの水和反応が急速に進行するため早期の強度は高くなるが、生成される水和物の組織が粗密になりやすいため、標準養生(20℃)を継続した場合と比較して、長期齢期における強度は低くなる傾向がある。 2. 圧縮強度試験における試験機の載荷速度について、JIS A 1108(コンクリートの圧縮強度試験方法)に規定される速度よりも極端に速い速度で荷重を加えた場合、試験体内部の微小ひび割れが急速に進展するため、測定される圧縮強度は実際の強度よりも小さくなる。 3. 円柱供試体の寸法および形状について、直径に対する高さの比(高さ/直径)が標準の 2.0 よりも小さい(背が低い)供試体を用いて圧縮強度試験を行った場合、試験機の加圧板による摩擦の拘束効果が及びにくくなるため、標準供試体より小さな圧縮強度が測定される。 4. コンクリートの圧縮強度は水セメント比によって一義的に定まるため、水セメント比および使用する骨材などの材料が同一であれば、AE剤等により連行された空気量が増減しても、圧縮強度の値に影響を及ぼすことはない。 【解説】 1. 正しい コンクリートの温度と強度発現に関する非常に重要な特性です。養生温度が高い(例えば蒸気養生や暑中環境など)と、初期の水和反応が促進されて早期強度は大きくなります。しかし、急激に生成された水和物が未反応のセメント粒子の周囲を覆ってしまい、その後の緻密な水和の進行を阻害するため、長期的な強度(28日や91日など)の伸びは悪くなり、20℃で標準養生したものよりも最終的な強度が低くなる傾向があります。 2. 誤り 載荷速度と測定強度の関係が逆です。コンクリートが破壊される際、内部では微小なひび割れが徐々に進展します。載荷速度を極端に速くすると、ひび割れが進展して破壊に至るまでの「時間的余裕」がなくなるため、コンクリートがより大きな荷重に耐えてしまい、測定される圧縮強度は本来よりも**大きく(高く)**なります。そのため、JIS A 1108では載荷速度を毎秒 0.6±0.4 N/mm² と厳密に規定しています。 3. 誤り 供試体の形状(寸法効果)に関するひっかけです。高さ/直径の比(h/d)が 2.0 よりも小さい供試体(例えば h/d = 1.0 のような寸胴な形状)を圧縮すると、上下の試験機加圧板との摩擦により、コンクリートが横方向に膨らもうとする変形(ポアソン効果)が強く拘束されます。この拘束効果によって試験体が壊れにくくなるため、測定される圧縮強度は標準供試体を用いた場合よりも大きくなります。(小さくなるわけではありません)。 4. 誤り コンクリートの圧縮強度は水セメント比(W/C)に最も大きく支配されますが、それだけで決まるわけではありません。「空気量」も強度に大きな影響を与えます。一般に、空気量が 1% 増加すると、コンクリート内の空隙が増えるため、圧縮強度は約 4〜6% 低下します。したがって、水セメント比が同じであっても、空気量が増加すれば強度は明確に低下します。 あなたのスコアは平均スコアは 0% 0% クイズを再開する
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