【1日1問コンクリート技士】暑中コンクリート①予想問題 未分類 2026.06.15 暑中コンクリートの施工と品質管理 暑中コンクリートの施工および品質管理に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 1 / 1 暑中コンクリートの施工および品質管理に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 1. 暑中コンクリートの施工において、コンクリートの温度が高くなるとスランプの低下やコールドジョイントが発生しやすくなるため、荷卸し時のコンクリート温度は原則として 30℃以下 となるように計画した。 2. JASS 5(建築工事標準仕様書 鉄筋コンクリート工事)において、外気温が25℃を超える場合の運搬および打込み時間の限度については、コンクリートの練混ぜを開始してから打ち終わるまでの時間を 120分以内 と定めている。 3. コンクリートの打込み前において、型枠や打ち継ぎ面となる既に打ち込まれたコンクリートが直射日光等で乾燥していると、新たに打ち込まれたコンクリートから水分を奪うおそれがあるため、あらかじめ散水して湿潤状態にし、かつ、内部に水が溜まらないようにした。 4. 暑中環境下では運搬中のスランプ低下が通常より大きくなるため、現場における荷卸し時の所要スランプを確保する対策として、標準的な配合に対して単位水量を 10 kg/m³ 増加させて発注した。 1. 誤り 荷卸し時のコンクリート温度の規定値が間違っています。JASS 5および土木学会「コンクリート標準示方書」において、暑中コンクリートの荷卸し時の温度は原則として 35℃以下 と規定されています。「30℃以下」というのは、マスコンクリートなどで温度ひび割れを厳格に制御する場合の目標値とされることはありますが、一般的な暑中コンクリートの基準としては厳しすぎ、誤りとなります。 2. 誤り 打込み完了までの時間制限の規定が間違っています。JASS 5において、コンクリートの練混ぜを開始してから打ち終わるまでの時間は、外気温が25℃未満の場合は120分以内ですが、25℃以上となる環境下では 90分以内 と厳しく規定されています。なお、「25℃以下/25℃を超える」という境界線を用いるのは公共建築工事標準仕様書や土木学会のコンクリート標準示方書であり、JASS 5の基準との混同を狙ったひっかけです。 3. 正しい 土木学会コンクリート標準示方書やJASS 5に明記されている、暑中コンクリート施工における極めて重要な基本事項です。型枠や打継ぎ面が乾燥していると、コンクリート中の水分が吸収され、プラスチック収縮ひび割れや強度低下の原因となります。そのため散水による十分な湿潤状態の確保が必要ですが、同時に「溜まり水」があると強度の局所的な低下(水密性の低下)を招くため、直前に圧縮空気などで取り除く必要があります。 4. 誤り スランプ低下に対する対策として「単位水量の増加」を行うことは厳禁です。単位水量を増やすと、ブリーディングの増加、乾燥収縮ひび割れの発生、強度の低下、耐久性の著しい低下を招きます。暑中コンクリートにおけるスランプ低下への正しい対策は、遅延形AE減水剤や高性能AE減水剤の使用など、混和剤の種類や添加量の適切な選定によって行うのが原則です。 あなたのスコアは平均スコアは 0% 0% クイズを再開する
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