フレッシュコンクリートの性質に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
【解説】
1. 適当である。 セメントの粉末度が高い(比表面積が大きい)と、水との接触面積が増えて水和反応が早まり、またペーストの粘性が高まるため、ブリーディング(練り混ぜ水が分離して浮き上がる現象)は減少します。
2. 適当である。 コンクリートの温度が上昇すると、セメントの水和反応による水分の消費や水分の蒸発によりスランプは低下します。また、気泡が膨張し破裂して抜けやすくなるため、空気量も減少します。
3. 適当である。 単位水量の増加は流動性(スランプ)を大きくしますが、同時に材料分離抵抗性を著しく低下させ、ブリーディングの増加や、硬化後の強度・耐久性の低下を招きます。JASS 5やコンクリート標準示方書でも単位水量はできるだけ小さくすることが求められます。
4. 不適当である。 コンクリートの温度が高くなると気泡が連行されにくくなり、空気量が減少する傾向があります。したがって、高温時に所定の空気量(一般に4.5%など)を確保するためには、AE剤の添加量を**多く(増量)**する必要があります。
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