【1日1問コンクリート技士】コンクリート施工①予想問題 未分類 2026.06.20 コンクリートの打込みおよび締固め作業に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 1 / 1 コンクリートの打込みおよび締固め作業に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。 1. コンクリートポンプによる圧送に先立ち、輸送管の内壁を潤滑にするために圧送した先送りモルタルは、セメント成分が多くスランプも良好であったため、そのまま型枠内の構造体コンクリートの一部として打ち込んだ。 2. コンクリートを2層以上に分けて打ち込む場合、上層と下層を一体化させてコールドジョイントの発生を防ぐため、内部振動機(棒状バイブレーター)の先端を、すでに打ち込まれた下層のコンクリート中に約 10 cm 挿入して締固めを行った。 3. 内部振動機を用いて締固めを行う際、作業効率を上げるため挿入間隔を 80 cm と広く取り、その分1か所あたりの振動時間を 30秒 と長く設定することで、広範囲のコンクリートを均密に締め固めた。 4. スラブのコンクリート打込み中において、表面にブリーディング水(浮き水)が多く発生したため、作業を急ぐ目的で乾燥したセメント粉末を表面に散布して水分を吸収させ、ただちにコテで平滑に仕上げた。 1. 誤り 実務で極めて厳しく管理されるポイントです。コンクリートポンプの配管を潤滑にするための「先送りモルタル(または先送りコンクリート)」は、本体のコンクリートとは配合(水セメント比など)が異なり、管内の水分や不純物が混ざっている可能性もあるため品質が担保されていません。JASS 5および土木学会「コンクリート標準示方書」において、先送りモルタルは型枠内に打ち込んではならず、必ず廃棄するか、構造体以外の場所(捨てコンクリートなど)に処理しなければならないと厳格に規定されています。 2. 正しい 2層以上に打ち重ねる場合の、最も重要かつ正しい締固め方法です。下層のコンクリートがまだ固まり始めていない(再振動可能な)状態のうちに上層を打ち込み、内部振動機の先端を下層のコンクリート中に約 10 cm 程度挿入します。これにより、上層と下層のコンクリートが混ざり合って一体化し、境界面の弱点(コールドジョイント)の発生を効果的に防ぐことができます。 3. 誤り 内部振動機の挿入間隔と振動時間の規定から逸脱しています。JASS 5や土木学会示方書において、内部振動機の挿入間隔は振動の有効範囲を考慮して**通常 50 cm 以下(JASS 5では 60 cm 以下)**と規定されています。また、1か所あたりの振動時間は、コンクリート表面にセメントペーストが薄く浮き上がり、大きな気泡が出なくなるまで(通常 5〜15秒程度)が適切です。間隔を広げて長時間(30秒など)過度に振動を与えると、粗骨材が沈降し、ペーストや水が浮き上がる「材料分離」を引き起こすため厳禁です。 4. 誤り 表面仕上げにおける絶対のタブー(ひっかけ)です。ブリーディング水が表面に溜まった状態で打ち重ねたり、水を取り除くためにドライセメントや乾燥した細骨材を散布することは厳禁です。これをすると、コンクリート表層部の水セメント比が極端に大きくなったり、不均一なペースト層が形成されたりして、乾燥収縮による網目状のひび割れ(プラスチック収縮ひび割れ)や、表面の剥離(スケーリング)、極端な強度低下を招きます。ブリーディング水は、スポンジで吸い取るか、柄杓などで適切に取り除いてから作業を進めるのが正しい施工です。 あなたのスコアは平均スコアは 0% 0% クイズを再開する
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